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HVAC価格テンプレート

HVACフラットレート料金表テンプレート(無料)

10カテゴリ・60項目超・市場レンジ・自社原価に合わせる下限価格計算式を1つに。

9分2026年3月10日

What you'll get from this guide

  • HVAC向けフラットレートの完全構成(10カテゴリ)
  • 市場レンジ付きサンプル66項目(USD表記)
  • 下限価格の算出手順 + Good/Better/Best + 現場運用ガイド

HVACフラットレート料金表をダウンロード

PDFは現場配布用、Googleスプレッドシートは編集マスターとして使えます。部材費と労務費の実績に合わせて四半期ごとに更新してください。

免責事項

このテンプレートは一般的な参考情報として提供されています。法務・税務・規制要件は事業や地域によって異なるため、利用前に必ず内容を確認・調整してください。LeadDuoは特定の結果を保証せず、本テンプレートの利用に起因する損害について責任を負いません。

Powered by LeadDuo ServiceHub — www.leadduo.io

フラットレート料金表の役割

フラットレート料金表は、サービスごとに事前承認済みの価格を定義し、どの技術者でも同じ金額を提示できるようにする仕組みです。現場で都度見積りを組み立てる必要がなくなります。

効果: 技術者ごとの見積りブレを防止、顧客承認のスピード向上、そして原価ベースの価格設定による粗利安定化。

注意: このレンジは参考値です。最終価格は必ず自社の人件費・固定費・地域需要に合わせて調整してください。

下限価格(Floor Price)の計算手順

1

実質労務単価(Loaded Rate)を算出

時給に加えて、給与税、労災、福利厚生、車両費、燃料、保険、間接費配賦を含めて1時間あたりの実質コストを出します。

2

作業時間を実データで計測

現場実績から平均時間を取り、診断・部材調達リスク・記録作業・片付け時間まで含めて見積もります。

3

部材マークアップ方針を定義

部材種別と保証リスクで倍率を分けます。例: 一般部材2.5x-3.0x、保証リスク高3.0x-3.8x。

4

下限価格を計算

式: (実質労務単価 x 作業時間) + (部材原価 x マークアップ) + 廃棄/法令対応費。これが赤字回避の最低ラインです。

5

目標粗利を上乗せ

下限価格の上に目標粗利率を乗せて顧客提示価格を決定します(住宅系では50%-65%を目安にする会社が多いです)。

6

市場比較で最終調整

主要修理を2-3社でミステリーコールし、価格ポジションを調整。高価格帯なら保証・対応速度の価値訴求を明確化します。

ServiceHubフック: 一度作れば、現場でブレない

多くの会社は、古いスプレッドシートが現場に残って利益を落としています。ServiceHubなら料金表を一元管理し、全技術者に同じ価格ロジックを配布できます。

  • 全ライン項目を1つのライブ価格表で管理
  • モバイルで Good/Better/Best を即提示(手計算不要)
  • 承認内容を見積・請求へ自動反映し、二重入力を削減
  • どの項目が高成約かを可視化し、価格調整をデータで実施
無料で試してみる クレジットカード不要

Good / Better / Best 設計例

サービスGoodBetterBest
コンデンサ交換標準コンデンサ + 部品保証1年($219-$259)高耐久コンデンサ + 部品保証2年($269-$319)高耐久 + ハードスタート + 部品保証3年($329-$399)
サーモスタット交換標準プログラマブル機種($199-$279)スマート機種 + 初期設定($299-$429)スマート機種 + 気流調整 + 使い方説明($399-$549)
ドレン系サービス詰まり除去・洗浄のみ($99-$149)洗浄 + 処理剤 + フロート確認($149-$219)洗浄 + 安全強化 + ドレン保証1年($219-$319)

中位プランを最も価値が高く見える設計にすると、平均単価が上がりやすくなります。

技術者向け 現場運用ガイド

作業前に必ず提示

診断後、該当ライン項目の価格を提示し、承認を得てから作業開始します。

項目名を統一して説明

料金表の正式名称で説明し、口頭表現のブレによる価格誤解を防ぎます。

値引きではなく選択肢

Good/Better/Bestで範囲を選んでもらい、単価の値下げ交渉を避けます。

係数ルールを機械的に適用

時間外、屋上作業、高難度アクセスなどは事前定義の係数を同じ基準で適用します。

未登録作業は即報告

料金表にない作業は暫定見積りルールで対応し、再発時に恒久項目として追加します。

価格の一貫性そのものが商品価値です。技術者ごとに価格が変わる運用は、顧客体験と利益率の両方を壊します。

カテゴリ1: 診断・出動関連

ライン項目推奨フラットレート(USD)補足
診断/サービスコール(修理成約時に充当)$89-$149通常時間帯
時間外診断$149-$249夜間・週末
同一訪問で2台目診断$49-$89同一物件
緊急トリアージ(冷えない)$179-$299優先出動
再訪問診断$69-$129初回保留案件
屋上機器アクセス診断(商業)$149-$279アクセス難度反映

カテゴリ2: コンデンサ・始動系

ライン項目推奨フラットレート(USD)補足
ランコンデンサ交換(単体)$179-$249住宅で頻出
ランコンデンサ交換(デュアル)$209-$289室外機で一般的
スタートコンデンサ交換$189-$269起動補助
ハードスタートキット取付$229-$319コンプレッサ保護
コンデンサ + ハードスタート$299-$399バンドル提案
スタートリレー交換$189-$269機種適合が必要
PTCデバイス交換$169-$239ミニスプリット等

カテゴリ3: コンタクタ・リレー・トランス

ライン項目推奨フラットレート(USD)補足
コンタクタ交換(単極)$189-$259室外機
コンタクタ交換(複極)$219-$299高負荷系
ファンリレー交換$199-$279室内機/炉
タイムディレイリレー交換$199-$279保護制御
24Vトランス交換$199-$289低電圧系
ヒューズ/保護部品交換$99-$169軽微な電装
低電圧ショート追跡修理$199-$349診断時間変動あり

カテゴリ4: モーター・気流部品

ライン項目推奨フラットレート(USD)補足
室外ファンモーター交換(PSC)$379-$529標準交換
室外ファンモーター交換(可変速)$549-$799高額部材
ブロワーモーター交換(PSC)$399-$579室内気流
ブロワーモーター交換(ECM)$649-$949高機能機種
インデューサモーター交換$499-$729燃焼排気
ブロワーホイール清掃/バランス$149-$279風量改善
ベルト交換/張力調整$149-$249商業機で発生

カテゴリ5: 冷媒・リーク対応

ライン項目推奨フラットレート(USD)補足
リーク探索(電子 + 泡検知)$129-$219一次特定
R-410A 追加充填(1lbあたり)$85-$170/lb地域差あり
R-32 追加充填(該当時)$95-$185/lb機種依存
R-22 追加充填(法令範囲内の再生冷媒のみ)$180-$350/lb規制確認必須
軽微リーク補修(アクセス容易)$249-$449大規模故障除く
重大リーク補修(コイル/配管)現場見積り範囲差が大きい
回収・法令対応処理$99-$179必要時に加算

冷媒価格と取扱要件は法規制・地域で変わります。必ずEPAおよび地域規制に従ってください。

カテゴリ6: サーモスタット・制御電装

ライン項目推奨フラットレート(USD)補足
サーモスタット交換(標準)$199-$299プログラマブル
サーモスタット交換(スマート)$299-$449アプリ連携含む
顧客支給スマート機器の取付$149-$249工賃中心
制御基板交換(炉)$349-$599部材原価依存
制御基板交換(デフロスト)$349-$599ヒートポンプ系
ディスコネクト交換$199-$329ブレーカー有無で変動
低電圧配線修理$149-$279距離/アクセスで変動

カテゴリ7: コイル・熱交換面

ライン項目推奨フラットレート(USD)補足
エバポレータコイル洗浄(アクセス容易)$199-$329薬剤 + 洗浄
コンデンサコイル洗浄$149-$269性能回復
エバポレータコイル交換現場見積り機種・冷媒依存
コンデンサコイル交換現場見積り高額部材
熱交換器点検 + レポート$149-$279安全記録
熱交換器交換現場見積り更新判断の分岐点

カテゴリ8: ドレン・凝縮水

ライン項目推奨フラットレート(USD)補足
ドレン洗浄 + 処理剤$99-$169予防保全
ウェットバキューム + 洗浄 + 通水確認$149-$229重度詰まり
凝縮水ポンプ交換$199-$319部材 + 工賃
フロートスイッチ交換$149-$219安全停止系
二次ドレンパン処理$49-$89追加作業
ドレンパン交換$249-$449アクセス依存

カテゴリ9: 暖房系コンポーネント

ライン項目推奨フラットレート(USD)補足
イグナイタ交換$199-$299点火系
フレームセンサー交換/清掃$149-$239燃焼安定化
圧力スイッチ交換$199-$299安全保護
リミットスイッチ交換$199-$299過熱保護
ガスバルブ交換$349-$549燃焼制御
シーケンサ交換(電熱)$249-$379ヒートストリップ制御

カテゴリ10: IAQ・保守プラン

ライン項目推奨フラットレート(USD)補足
1インチフィルタ交換(顧客支給)$29-$59軽作業
1インチフィルタ交換(技術者支給)$49-$99部材込み
4-5インチメディアフィルタ交換$89-$169高単価フィルタ
UVバルブ交換$149-$239年次IAQ対応
UVシステム設置$349-$599一般的な単系統
冷房チューンアップ$89-$159季節点検
年間保守プラン(1システム)$169-$299/year定期訪問をパッケージ化

上記サンプル合計: 66項目。実運用では自社サービス構成に合わせて削除・追加してください。

よくある質問 (FAQ)

HVACフラットレートの計算式は何が基本ですか?
実務上の基本は、(実質労務単価 x 作業時間) + (部材原価 x マークアップ) + 法令対応/廃棄費用、そこに目標粗利を乗せる形です。
料金表はどの頻度で更新すべきですか?
最低でも四半期ごとです。仕入れ価格の変動が大きい時期は、コンデンサ・コンタクタ・モーターなど高頻度部材を月次で見直してください。
時間制とフラットレートはどちらが良いですか?
住宅・小規模商業のサービスコールでは、フラットレートの方が承認率と運用再現性を作りやすいケースが多いです。時間制は範囲不確定の大型案件で有効です。
料金表の項目数はどれくらい必要ですか?
多くの事業者は40-60項目から開始し、運用しながら拡張します。このテンプレートは66項目あるので、ゼロから作るより早く自社版に調整できます。
Good/Better/Bestは本当に単価アップに効きますか?
はい。単一価格のYes/Noより、価値階層の選択肢を示した方が顧客は決めやすく、結果として中位プランの選択が増えやすくなります。

このテンプレートを現場で使える価格表に

テンプレートを成果に変えるには、技術者全員が同じ価格ソースをモバイルで使えることが前提です。ServiceHubならその運用をすぐ作れます。

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